ビルボードライブ東京でキリンジを聴く


キリンジのデビュー10周年記念“プレミアム”ライブ。1晩だけの公演ということもあって定価5400円のチケットがヤフオクでは2万円くらいになっていたがツキに恵まれチケットを購入。Billboard Live Tokyoへ行ってきました。


午後9時からの2ndステージは7割〜7割5分が女性客。昔、一緒に番組をやってたディレクターと行ったのだがウチにような男同士は皆無。キリンジにはコアな男性音楽ファンも多いはずだがここまで手が伸びなかったのか、機動力がなかったのか(笑)。
終了したライブなので、セットリストはもう書いてもいいでしょう。カッコ内は収録アルバム名、※は注釈です。


1.自棄っぱちオプティミスト(DODECAGON)
2.双子座グラフィティ(ペーパードライヴァーズ・ミュージック)
3.この部屋に住む人へ(7〜seven)
4.繁華街(For Beautiful Human Life
5.髪をほどいて ※vo.真城めぐみ birdへの提供曲
6.Shootin' Star(7〜seven)
7.タンデム・ラナウェイ(7〜seven)
<メンバー紹介>
8.ハピネス(For Beratiful Human Life) ※vo.堀込高樹
9.イカロスの末裔(3)
10.今日も誰かの誕生日(7〜seven)
11. Music!!!!!!!(Fine)
<アンコール>
12. エイリアンズ(3)


たいへんまとまった、そしてグルーヴ感あふれるバンドでM3、4、7、8などアルバム中では渋めの曲がむしろ輝き、かといってM2、9のような人気曲は絢爛で楽しく、真城めぐみが歌ったM5はそこはかとなく昭和歌謡の香りが漂うという、まあ引き出しが多いというか何というか、端的に言って素晴らしいライブでありました。


ちなみに1stステージとは一部の曲を差し替えている模様。
参照:http://bordersville.blog.ocn.ne.jp/south_of_the_border/2008/06/post_0f8a.html


終了後、同行のI氏とミッドタウン近くで飲む。彼はラジオの仕事を辞め、IT系でアウトプットの実作&コンサルタントをやっている。マスメディアの図体の大きさとスピードの遅さ、慎重さは何のためか、帰途考えてしまう。(2008.6.21)