言語の貧困

 アテネ五輪の総集編がまだ続く。
 感動したのはいいけれど、司会者が「いや〜感動しました」と言うな。そのまんまじゃんか。
 タイトルに「感動の」とかつけるな。ディテールに踏み込んでいけば「感動」なんて薄っぺらな言葉で済ませられる訳がないじゃん。
 一番困るのは、喋ってる奴に「薄っぺらだ」という自覚がないことだよな。

 あと、競技そのもの面白さ(負けてこそわかる奥深さだってある)や技術、心理分析に目もくれず、やたら家族や地元の応援団を引っ張り出して来るのにも閉口した。スポーツを冒涜しとるよ。この項はいずれ書き足す。