月イチ更新はブログとは言いません

 常々その仕事ぶりを尊敬している著名なジャーナリストの方に「8月23日でブログの更新が止まってますね」と指摘された。あわわわわ。読まれてた、ってこと自体が動転だし、8月20日の前は2ヶ月空いてますう。おまけに指摘されてからもう1週間も経ってしまったあ〜。
 最近は局内でも、一般論としてのブログの話をしていると「お前は詳しいらしいからな(ニヤリ)」という扱われ方をすることが増え、番組のスタッフをはじめ知人読者はどうやら2桁を超したようだ。こっちは誰が読んでいるかわからず、あちらは「コイツこんなこと書きやがってククク」という、映画『トゥルーマン・ショー』状態なのである*1
 もともと僕にとっては「ブログをやってみる」ことが第一の目的だった。そこで自分が他人より詳しく書けるジャンルは「ラジオ番組制作の話」しかなく、具体的なサンプルを書こうとすればおのずから暴露っぽい感じになっていくという、典型的な「アメリカで解雇されるブロガー」のパターンをたどっているのであった。
 まあそんな訳で、過去の日記に今となっては誤解だったり、気になる部分がないわけではない。昔ヒハンした編成マンは一番仕事をしているし、お隣の「暗黒大陸」はラジオにおける「話芸」の意味を考えさせてくれた。商店街全体の停滞ぶりは変わらないんだけどさ。
 ブログを始めて(中断はたびたびあるが)1年半。番組は相変わらずブレイクするところまでなかなか到達しないけど、その場その場で何事かを公開前提で書き付けてきたことにはやはりなにがしかの意義は感じている。
 じゃあとっとと更新しろってか。

*1:トゥルーマン・ショー』(1998)http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=84338 ・・・先日町山智浩さんに「アメリカでの私生活公開サイトやリアリティTVの隆盛」について聞いた時、「みんな私生活を見せたくてしょうがないんだから、あの映画のオチは何にもわかっちゃいなかったってことですよ」と言ってました。ブログの隆盛って結局はそういうことなのかもね