米国産牛肉輸入再開の日も近い!?

 東京で開かれた狂牛病*1の日米専門家・実務者協議で、日米双方が科学的な見地から全頭検査の限界を認める報告書をまとめたのだそうだ。
http://www.asahi.com/business/update/0722/112.html
 ジャーナリストの内田誠氏によると、日本側が全頭検査を断念し輸入再開へ動き出す予兆はずいぶん前から見られたという。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000117587
 僕は食肉処理の段階で脳や骨髄などの危険部位を完全に除去できるのなら輸入を再開してもよいと考えているが、アメリカの食品のトレーサビリティ*2はめちゃくちゃらしくて「危険部位の除去」だってちゃんとやってるかどうか心もとない。
 あと、狂牛病の原因は相変わらずはっきりしないままなので、日本は独自で全頭検査を続け原因究明を行うのがいいと思う。これは「国際貢献」だと思うのだがどうか。

*1:メディアでは「BSE」と言い換えられている。「狂犬病」はOKなのにね

*2:野菜や肉などの生産・流通履歴。誰が生産してどこを経由して消費者の元にやってきたかを後でたどれると信頼性が増しますよね。もともとは工業技術系の用語だったようです