15日付も後出し

 きのうは書き終わらず、エディタに残してたやつを書き改めた。

 「OAできる曲1万曲ライブラリー」を目指して、iPodに曲を追加する作業を再開。「アルバムまるごと入れていいもの」をCD棚から選び、古いCDはiTunesが途中で止まって往生するのでMedia Player経由で取り込んでいく。面倒くさいがもう慣れた。この作業は他のことをしながらやるに限るので掃除機かけるのを同時進行。3000曲10GBまで到達する。
 もう少し集まったら「やっぱりOAしない曲」を消去するつもり。今のところ80年代ヒット曲をかなり消すことになりそうな予感。シンセサイザーの普及&安直な使用あたりが今聴くとツラい理由と思われる。電子楽器の使用には人一倍のセンスが必要だったのだ。

 午後から東京芸術劇場で読響のコンサートに出かける。娘と嫁さんとは現地集合。ビギナーなので3階C席から気楽に鑑賞しようと思ったのだが・・・。もう、始まる時の音合わせから素晴らしい音で背筋がぞくぞく。オーケストラを生で聴くとこんなに凄いのかと目から鱗が落ちまくり、ついでに落涙。曲がどうこうではなく響きに圧倒される。3階C席はかなり上の方なのでオーケストラを俯瞰する角度で観たのだが、見た目もあんなに美しいものだとは知らなかった。一人一人はそれぞれ無駄のない動きをし、全体はひとつの生き物のようでもあり、かつそれぞれの動きのちょっとしたずれが絶妙な揺らぎを生む。そのまま行くのかなと身を任せていると決めるところでは突然、ピタッと着地してみせる。読響が凄いのかどこのオーケストラでもそうなのかよくわからないので、今年は回数を重ねてみよう。
 帰宅後、『のだめカンタービレ(14)』ISBN:4063405753。当然のことながら、いい音が鳴らないオーケストラもまたあるのだ。のだめをこれからどうブレイクさせるのか、作者の腕の見せ所だと思った。