放送局でのバイトはやっておくべきか?

最近「ラジオ業界就職相談」の様相を呈してきてますが、弱小メディアになりつつあるラジオについて、少しでも関心を持ってもらうのは素晴らしいことだと思っています。引き続き遠慮なく質問をしてきてくださいね。


さて、名無しさんご質問の「放送局でのバイトはすべきかどうか」について。

就職活動前にラジオや放送局での仕事がどんなものか体感できるという点では、明らかにプラスだと思います。バイトしてみることで、ますますその仕事がしたくなるかもしれないし、「なあんだ、こんな仕事か〜」とイメージとの落差にゲンナリして別な仕事がしたくなるかもしれない。でも、就職してからゲンナリするより100倍ベターです。

ただし、放送局でバイトをしたから就職に有利、ということはほぼないでしょう。放送局でのバイト体験より、どんなバイトでもいいからそこで得たものを的確に(できれば面白く)他人に伝えることのできる人が、残る確率は高いと思います。それから、TBSラジオの場合は大卒は要件になっていないはずです。


6月22日追記:
ラジオの仕事をするには放送局に勤める以外にもプロダクションのディレクターやAD、放送作家、技術の専門家などいろんなルートがありますし、大学に行ってなくてもいい仕事してる人はたくさんいますが、「ラジオの仕事しかしないんだ!」と早いうちから決め込まない方がいいですよ。選択の幅を広げるためには、たとえ親がかりでも大学に行っとく、というのもアリです。