ようやく発売

 永江朗さんのブックレビューの準備で猪塚恵美子『字がうまくなる』(新潮新書asin:4106102005『スケッチは3分』(光文社新書asin:4334033806、金曜日ゲストのサッカージャーナリスト後藤健生さんの新刊『日本サッカー史〜日本代表の90年』asin:4575299324む。『日本サッカー史』は90年史なのでなかなか読み終わらないが、合間を縫って漫画を2冊読む。以前も紹介したけど単行本で新しい巻が出るのを楽しみにしている漫画だ。

おおきく振りかぶって(7) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(7) (アフタヌーンKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

おおきく振りかぶって』は10ヶ月ぶりの新刊。その間、当代一の野球漫画としての評価が定着してきた。嬉しいことだ。スポーツライター生島淳さんによると、今の野球好き小学生の間では僕らにとっての「ドカベン」のようなポジションになりつつあるそうだ。7巻は桐青高校との死闘編の続き。相手は優勝候補とは言え、県大会の1回戦でそんなに相手チームの作戦を読むかあ?ってくらい密度が濃いです。やっぱり僕がやってた頃の北海道地区予選はレベルが低かったのかなあ。今度TBS系でアニメ化もされるそうで、いったいどう描くんだろう。

もやしもん』も久々の新刊。某農大に集う面白キャラの人たちから「発酵学・醸造学」のエッセンスをぜーんぶ取り去ったとしても、キャンパスライフものとして成立しそうなくらい登場人物がひとり歩きを始めています。「のだめカンタービレ」とのコラボページもあるけど、「のだめ」の音符が「もやしもん」では菌、ってわけで、そういう意味では描き方は似ているのかも。