25日のお仕事

 愛知万博の開幕日だが、番組のオープニングで扱うべきはあと数時間後に迫ったW杯サッカーの最終予選・対イラン戦でしょう。現地テヘランで取材しているディレクターに電話リポートを依頼する。イランはこの日までお正月休みだそうで、イランのサッカー協会幹部はしきりに客の入りを心配していたそうだ。チケットは1F席が日本円で120円程度、2Fは60円程度で予約はナシ。当日朝からチケットを売り始めて際限なく客を入れるんだって。どっちがいいとかいう問題ではないが、チケット取るのもままならない日本とは大違いだ。彼の地では日本人と見ると子供も大人も近寄ってきて、質問も何もしていないのに「2対0」「3対0」と声を掛けてくるそうで、このディレクターは入国するとき、パスポートをチェックした入管職員にいきなり「3対0」(ニヤッ)とやられたんだそうだ。
 裁判ウォッチャーの阿曽山大噴火大川興業大川豊総裁と5月にトークライブをやるそうだ。楽しみ。
 番組終了後、パーソナリティのお2人に4月以降の番組の変更点を説明。
 夕方、今度ブックレビューのコーナーに出演をお願いした豊崎由美さんと三軒茶屋で打ち合わせ。『電波男』(本田透三才ブックス刊。ISBN:4861990025)を読んでいるところだそうで、極小の、幅2ミリくらいの付箋があちこちに貼り付けてあった。「すっごい面白いですよ」と勧められ局に戻ってからbk1で早速購入(アマゾンでは品切れだった)。あの付箋も便利そうだったけど、どこで売ってるんだろう。
 ちょっと早めに帰ってサッカーをテレビ観戦。オープニングセレモニーに出てきた日の丸のバランスが変だ。どうやら赤丸が大きすぎるらしい。あと自国の旗を持っている奴はピシッとしてるのに、日の丸を持っている奴は風に煽られたりしてマトモに持ててない。日本人だったら他国の国旗を絶対あんな風に扱ったりしない(むしろ他国の旗こそ大事に扱うだろう)はずで、これは誇るべき日本人の美風であるなあ。試合は引き分けで上出来、と思っていたけど残念でした。