「米国産牛肉、BSEの可能性は低い」・・・この記事は額面通り受け取っていいのかな?

http://www.asahi.com/life/update/1005/001.html

米国産牛肉、輸入再開へ BSE「可能性低い」

 牛海綿状脳症(BSE)確認以降、輸入停止となっている米国産とカナダ産牛肉を、生後20カ月以下の牛に限って検査なしで輸入することの安全性について、食品安全委員会プリオン専門調査会(座長・吉川泰弘東大教授)は4日、「食肉への汚染の可能性は、非常に低い」と評価する方向で大筋合意した。11月にも、安全委として正式な結論を出す。これを受け、政府は輸入再開の手続きを進め、早ければ年内にも輸入を再開する可能性が高まった。

 BSEの危険性を低めに見積もり、米国産牛肉の輸入再開を急ごうとする記事は、厚生労働省の誘導に由来するところが大きい。この記事もそんなニオイがプンプンする。「食品への汚染の可能性は、非常に低い」と評価する方向で大筋合意、ってところが特に。要チェックである。