思考停止のモデルケース

 テレビニュースでよくあるのが、役所がたまにやる「DV110番」のような「相談受付」もの。判で押したように電話がピロピロと鳴り、相談員がガチャッと電話を取って「はい××××110番です」と受けるところがアップになる。取材失敗の可能性がゼロに近くかついくらでもやり直しが利くので新人の初取材などに使われがちだが、ここから「いい映像を押さえるための主催者側との癒着」も始まるのである。