10日のお仕事

 9時20分に出社。きょうが提出期限の伝票類をまとめて部長席に持って行った後、ニュースコーナーの仕込みをする。打ち合わせの後、台本書き。1時間半くらいかかるが、まあ標準的な時間である。  
 担当コーナーが終わった後、OAの様子を横目で見ながらギャラ振込先の銀行コードや支店コードを調べるなど雑用。Webに一発検索サイトがあってまことに便利になった。
きょうが12月分の〆日なのでスタッフが起票した伝票も次々と回ってくる。雑用を片づけて明日のブックレビューの台本書き。途中を飛ばしながらも『おそめ』ISBN:489691984X。おそめこと上羽秀さんの人生は波瀾万丈だし、バーの常連客たちも川端康成小津安二郎白州次郎大佛次郎、田岡一雄、鶴田浩二等々、濃い人ばっかり。夜の銀座史でもあり、日本映画の裏面史でもある。おそめさんは80歳過ぎになるはずだが、姫野カオルコ『ハルカ、エイティ』ISBN:4163243402(=未読)とか、昭和を生き抜いた女性の半生を描いたノンフィクションや小説が最近目につく。今書いておかないと、ということもあるだろうし「昔の人の喋り言葉を今聴いてみたい」という僕の思いと通じるところもあるような。 やはり1時間半ほどかかって台本を書き上げ、30分遅刻して打ち合わせ&飲み会に合流。新企画の作戦を立てるなど。出遅れた分を追いつこうとしてペースを上げすぎ、いつの間にか追い抜いてしまい後で往生する。1時半頃帰宅。