インフルエンザ&風邪蔓延

 発熱やら腹痛やらインフルエンザやらでダウンするスタッフが目立ってきた。きのうの気象予報士はインフルエンザで代打。きょう2コーナーを担当していたディレクターもお腹の風邪でダウン。彼は自宅でへろへろになりながら台本を送ってきて、責任を果たした。健康を回復した者がフォロー、というわけで僕が引き継ぐ。
 
 そうは言っても本調子でないので早めに帰る。料理家・ケンタロウのレシピでハンバーグを焼く。戴いたのもあるけど買ったのも多くて、彼のレシピ本は家に10冊くらいはある。彼のハンバーグのレシピは表面を焼いた後水を入れる蒸し焼きで、「最初に思い切って水を入れる」ことがコツだとやってみて判明。水を後から足してはいけません。食後、娘の算数を見てやるが塾のは結構難しい。「どの解法を使うか」をどう早めに見抜くかがポイントで、そのためには分類が欠かせない。そっちの訓練になるのだな、と思った。

 深夜朝まで生テレビ」。きょうのテーマは「ホリエモン現象」である。いつもは最後まで付き合えないのだが、やはり自分の中で「この問題をどう捕らえるか」結論が出ていないのか、最後まで見てしまう。あまり成果はなかったけど。
 「元側近自殺事件」は、須田慎一郎さんによると沖縄県警が再捜査を開始したそうだ。成り行き注目*1。パネラーで来ていた菅直人はどうしたんだ?反論を遮りつつ、しかし論旨をすり替えながら間を開けずに喋り続ける政治家特有の悪癖全開。昔からそういうところはあったけど、病気が悪化している。民主党を持ち上げれば「いいメディア」で小泉総理を持ち上げたら「ダメなメディア」なのか?
 オープンソースプログラマー&会社社長の小飼弾さん(←知人)は前半、わざと素人っぽい感じを偽装してスルドい質問をお歴々に投げていたけど、既存マスメディアとウェブ世界の比較をする時に既存マスメディアを過小評価する癖は相変わらずだ。逆に既存メディアにどっぷり漬かっている人(そこで仕事をしている人も含めて)はそっちを過大評価するからそこは同じなんだけど。
 
 bk1で到着した繁田信一『殴り合う貴族たち』(柏書房ISBN:4760127895朝倉かすみ『肝、焼ける』(講談社ISBN:4062132184安土茂『決定版・刑務所の事典』(二見書房)ISBN:4576051660米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』(文春文庫)ISBN:4167671018ク。仕事で使う『肝、焼ける』から読み始める。

*1:最近はあまり聞かないが、かつてニュース原稿の末尾を「成り行きが注目されます」で締めるという悪癖があった。ホントはどうでもいいことだけどシメに困ったらこれを使う、という最頻出常套句で、報道関係者の間では「なりちゅう」と言われていた。上記なりちゅうは本当に注目です。