28日のお仕事

 ニュース担当、オウム裁判「控訴棄却」について。記者に高裁と弁護側の立場をそれぞれ解説してもらう。「被告人を守る」のが仕事の弁護人と、「裁判を公正に運営する」のが役割のひとつである裁判官が、それぞれ役割に忠実であろうとすると真相究明は二の次になってしまう。この件がすっきりしない理由はここにある。これ以上裁判を続けても、被告がマトモに何か喋ることは望み薄だから、裁判打ち切りもやむなしと思ってしまうのも仕方ない。僕らの前には「真相」と信じられるような納得できるストーリーはまだ提供されていないのだが・・・。

 OA後、リニューアルした10分番組を4本録り。コーナーを短く区切ったのはよかったが、やはり難解さはぬぐえない。すぐに対応が必要だ。終了後、会議室を不法占拠してPCでCDを大量に焼くAD仕事(泣)。CDが焼ける様を横で見ながら、もう1台のPCで原稿を書き、溜まったメールも処理。徹夜したが仕事がはかどるはかどる。売れっ子煎餅屋の心境である(どんなだ)。焼いてる間に漫画も1冊読んだ。