小沢一郎さん有利、だそうですが

 どっちかというと民主党にシンパシーがあるので気にして見てはいるのですが、「小沢待望論」って情報不足ゆえの「期待感の水ぶくれ」があるような気がしませんか?「剛腕・小沢が代表になれば民主党は即、反転攻勢に出られる」っていうような。「古田監督就任効果」で東京ヤクルトを去年より上位に予想している評論家が多かったように思いますが(僕もそう願いましたが)、実際にはプレーイングマネージャーだし監督は1年目だし、いかに古田が凄くてもやっぱり難しいと思うんですよ、実際には。情報がないゆえの期待感バブル。「小沢待望論」はそれにちょっと似ていると思う。
 まあ、これは主にメディアの側の問題かもしれない。事前に期待感を煽るだけ煽っておいて、1ヶ月くらい経って目立った動きがないと「党内に不協和音、小沢独裁に批判の声」「チーム内に不協和音、古田独裁に批判の声」とかネタをひねり出すわけです。オリンピックやWBCの報道も同じパターンでしたよね。