銃撃事件

 朝、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」でニュースを聞いていたら米バージニア州の大学で銃乱射事件があったとの情報。「コラムの花道」に登場する在米の映画評論家・町山智浩さんに、内容を差し替えて詳しく状況を伝えてもらう。町山さんが伝えたバージニア州がいかに銃を手に入れやすいか、という話はその後の報道でも触れられていない。犯人の韓国人留学生はグリーンカードを持っていた由。それで銃を買えたのか?
 「ニュースさかさめがね」では専大北上高校の「野球部解散問題」を生島淳さんに解説してもらう。野球の上手い生徒を囲い込んで地方の学校に囲い込む大人たち(プロ球団とか学校関係者)こそが指弾されるべき、という趣旨だ。
 学生野球憲章は「野球だけやってりゃいいんだろ」という特権意識を排除することが目的だそうでそれはそうだと思うが(学生なんだから少しは勉強しろよな)、勉学優秀な子や他のスポーツが上手な子にはOKとされる奨学金が野球に関してはNG、というのも違和感を感じる。アマチュア野球はプロ(というか興行や経済原則)を毛嫌いしすぎなのだ。そもそもいまだに「職業野球」みたいな言い方をしているし。高校で野球を一生懸命やってそれで将来食える、というのは何て素晴らしいことだろう。高校で数学を一生懸命やって将来金融商品か何かを開発して億の金を手にする、というのと何の違いがあるのだろう。
 番組が終わってごちゃごちゃいろいろやってたら「長崎市長、選挙事務所の前で撃たれる」というニュースが。とっさに本島前市長に対する銃撃事件を思い出し、テレビ各局も平和運動に対する言論テロ、という線でVTRやコメントを作っていたが、テレビ朝日によると今回の犯人は右翼ではなく暴力団系で、報道ステーションに犯人から届けられたメッセージには土木工事の受注に関するトラブルがあった、とある。
http://www.asahi.com/national/update/0417/TKY200704170356.html
(この稿中途)